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【シャドウ・オブ・ウォー】オークを味方にして冥王を倒せ!(レビュー)

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2017年に発売された『シャドウオブウォー』を全クリしたのでレビューします。

「ロードオブザリング」が大好きな私はどハマりしたゲームです。斬新すぎるゲームシステムには脱帽しました。ステルスアクションゲームですが、ゴリ押しでもいけます。

敵オークとの相性が悪いとレベルがあっても負ける面白いゲームです。(詳しくは後述

18歳未満はプレイできないゲームです。購入の際はご注意ください。

筆者の評価

総プレイ時間:100時間以上(DLC含め全クリ済み)

『ロードオブザリング』を知らなくても面白い。知っていればさらに面白い。ファンタジーが好きなら1度は遊んでおきたいゲームです。

敵を味方にできる斬新なゲームシステムが最高。味方につけたオークを護衛させたり、スパイさせたりできます。また、砦を奪い合う攻城戦は圧巻です。大きな砦に無数のオーク押し寄せるさまは戦争そのもの。

特筆すべきはコンテンツのボリューム。DLCなしで本編を100%クリアするのに筆者は70時間かかりました長すぎて飽きる可能性もありますが、1つのゲームでこのボリュームなら確実に満足できるでしょう。

難易度は普通だと思いますが、人によっては難しいと感じるかもしれません。操作も簡単なほうだと思います。ストーリー、世界観がハマったので総評は星4.5です。欠点はほぼないと思いますが、強いて言うなら人間があまり登場しないことですかね。9割がオークで形成された世界です。

汚い絵面、グロ系が苦手な人にはおすすめできません。

総合評価:

注目したところ5段階評価
グラフィック
ストーリー
面白さ
操作性
難易度
※筆者の主観、総評は難易度を除いた平均。
目次

シャドウオブウォーのストーリー

動画内で過去作のあらすじが言及されています。

ストーリーはあまり語るとネタバレしそうなので簡単に言うと。

『指輪物語』『ロードオブザリング』の世界である“中つ国”を舞台に、世界を支配しようと企む冥王「サウロン」に、主人公の「タリオン」がたった1人で立ち向かう物語です。

モモカ

いや、簡潔にまとめすぎだよ!!

ハヤト

だってネタバレしちゃうから。

剣と心を操るオープンワールドRPG

広すぎるオープンワールド

引用元:https://warnerbros.co.jp/game/shadowofwar/home.html

このゲームはオープンワールドとなっていますが、厳密にはオープンワールドではありません。正確には、いくつかのエリアに別れています。

しかし!そのエリアがめちゃくちゃ広い!!

ハヤト

恐らく広すぎるので、各エリアに分けているのだと思います。

モモカ

ディスク2枚組だからね。

主人公はほぼ全ての場所を移動できます。

つまり、どんなに高い建物でも1番上まで登ることができ、高さを活かした攻撃など多種多様な戦闘スタイルが生まれ、プレーヤーを飽きさせない工夫が施されています。

敵のレベルも一緒に上がる!?

戦い方はプレーヤーの自由

モモカ

主人公のレベルに合わせて敵のレベルも上がるよ。

ハヤト

でも、一般的なRPGとはちょっと違います。

『シャドウ・オブ・ウォー』の敵には“個性”があります。

得意なことや、苦手なこと、戦い方などが、敵ごとに異なるわけです。

つまり、ゴリ押しでは厳しい場面が多々あるということ。

ゴリ押しできない訳ではありませんが、敵の情報を理解して戦わないとレベルが足りていても勝てないゲームです。

ただ戦うというより、敵に合わせて戦い方を変えることでバリエーションの多い戦闘を楽しむことが出来ます。

そこが飽きずに遊べる魅力!

ネメシスシステムでオークが主人公を覚える!?

オークを味方にできる

このゲームの最大の魅力。それは…

敵であるオークを味方にできる!!

ハヤト

敵を味方にできるゲームなんて中々ないですよね。

モモカ

出てくる敵はモブキャラでも味方にできるよ。

オークを生かすも殺すもプレーヤーの自由です。

RPGの敵は倒すしかない場合が多いですが、このゲームは倒さないという選択もできます。

味方にすれば、護衛をしてそばに置くことも可能。

また、敵のオークを欺いたり、決闘で敵の幹部を倒させることもできるので、自分で戦うだけの普通のRPGとは全く違うゲームです。

ネメシスシステム

このゲームの代名詞とも言えるネメシスシステム(宿敵システム)

敵AIが主人公との関係性を記憶するというぶっ飛んだシステムです。

オーク1人1人がそれぞれ主人公との戦いや関係を覚えるので、主人公の対応に応じてオークの対応が変わります。

生かしたオークは屈辱で精神が崩壊。

殺したオークは復讐心から復活し、全力で主人公を殺しくるなど、飽きません。

しかも1度だけでなく複数回も対応が変化

砦を奪い合う大迫力の攻城戦

攻城ミッション

モモカ

砦を攻めて領土を奪い合うミッションだよ。

ゲームを進めていくと『攻城ミッション』が発生します。

ただ攻めれば良いと言うわけではありません。対策無しでは高確率で殺されます

そこで、重要になるのが先ほど紹介した敵を味方につけるということです。敵の内部にスパイを送り込んだり、オーク同士で戦わせたりすることでプレーヤーの思い通りに攻城戦を戦うことができるのです。

ハヤト

これがめっちゃ面白い!!

砦の奪い合いは、普通の戦闘とは違います。

大量のオークがあっちこっちに湧いて出てくるので、もはや「戦争」です。

投石を使った攻撃もできるため、まさに映画『ロードオブザリング』と同じ戦いを堪能できます。

砦は攻めるだけでなく、守るミッションもあるのでずっと遊べますよ。

他にも、レアアイテムを探すミッションや、ちょっとした謎解きなど様々なミッションがあり、プレーヤーのやる事が多くて飽きないです。

DLC

『ディフィニティブ・エディション』を購入するとDLC(ダウンロードコンテンツ)も一緒に遊ぶことができます。

オークの種族が2つ増えて、武器やミッションなども増えます。

ハヤト

購入するなら『DLC』付きが絶対オススメですね。

モモカ

中古なら低価格で購入できるよ!

ガラドリエルの懐刀

ストーリーに登場する女エルフ「エルタリエル」を操作して、主人公とは別の視点で本編を進めていく内容です。

本編に比べると短い内容ですが、彼女の視点で描かれているので、ストーリーをより細かく知ることができます。

モルドールの荒廃

ストーリーに登場するミナス・イシルの隊長「バラノール」を操作してオークの砦に挑む内容です。

本編の主人公「タリオン」と女エルフの「エルタリエル」と大きく違う所は、バラノールは人間だという所です。

つまり、プレイ中にバラノールが死んでしまうとゲームオーバーとなってしまいます。クリアするまで死ぬことが出来ないので本編より難しいのが特徴です。

ハヤト

やりごたえのあるDLCですよ。

ストーリーをクリアしてプレイの内容時間などを加味したスコアで競う仕様になっています。

オフ専なので「誰と競うんだ?」と思ってましたが、恐らくオンラインで誰かと競えるんでしょう。

知りませんがww

モモカ

オフラインで1人でプレイしても十分楽しいから安心してね♪

最後に

良いところ悪いところ
ロードオブザリングの世界
敵を味方にできる
プレイヤーとの関係を記憶するAI
大迫力の攻城戦
大ボリュームの内容
DLCも楽しめる
9割がオーク
見た目も言葉遣いも汚い
ハヤト

良い所ばかり書いたので、マイナスな面も書きますね。

登場人物がオークに集中しているので、全体的に絵面が汚い

もう少し人間やエルフなども登場させて欲しかったですね。

魔法使いやドワーフは残念ながら登場しません。ですが『ロードオブザリング』にも登場したキャラクターが一瞬だけ出てきます。

また、Z指定なのでかなりグロテスクな描写が多いです。

グロテスクな描写が苦手な人には厳しい内容(一般的なZ指定のゲームよりグロいと思う)

モモカ

初めて見たときは衝撃的なグロさだった。

ハヤト

グロは苦手なんですが『ロードオブザリング』の世界感が好きなので最後までプレイ出来ました。

悪い面はそんな所ですね。

映画や小説を知っている人は、絶対に遊ぶべきです。

映画や小説と全てが同じではなく、ゲームオリジナルストーリーなので全く知らない人でも遊べます。もしも分からないことがあったら、ゲーム内にちょっとした文献があるので読めば理解できます。

そして、シャドウ・オブ・ウォーは大ボリュームのゲームです。

私は、本編をクリアするのに約70時間はかかりました。DLCを含めたら100時間は遊んでいます。

前作の『シャドウ・オブ・モルドール』をプレイしていなくても問題なく遊べます。

ハヤト

「ボリュームのあるゲームをプレイしたい!」という方にはピッタリです。

モモカ

気になった人はぜひプレイしてみてね!

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この記事を書いた人

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