話題の音響メーカー『final』の格安イヤホン「E500」を買ってみたのでレビューします!
結論から言うと、音質に関しては価格以上のクオリティで試しに買う価値アリでした。
私が愛用している「SONY MDR-EX255」と比較してみたので、購入前の参考にして下さい!
- 価格以上に音が良い
- ゲームでも使える
- 2,000円以下で買える
- 左右が判別しづらい
- 汚れが目立つ
- 耐久力が低そう
- finalについて
- E500のレビュー
- SONY MDR-EX255と比較
- ゲーム、クラシック、ASMRでの比較
イヤホンメーカー finalとは
今回紹介するイヤホン「E500」を販売している会社がfinal(ファイナル)。
神奈川県川崎市にある日本のイヤホン・ヘッドホンブランドで、実は国産メーカーです。(製品自体はmade in Chinaって箱に書いてあるけど)
創業は2007年と最近できた会社ですが、資本金は1億円もあります。設計から製造・販売まで全ての工程を自社で展開しており、信頼のおける会社です。
E500のような格安イヤホンから、音響のプロも使うハイエンドモデルも販売。全てのモデルで“高品質”を提供しているのが特徴です。
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E500をレビュー・評価してみた
※SONY MDR-EX255の価格は販売ショップによってピンキリ(大体3,000円〜8,000円が相場)
\ 私が10年近く愛用しているイヤホン /
これからはfinalを視野に入れても良いかもです。
それじゃあE500をレビューしていくよ!
音質:ゲームでの聴こえ方はSONYと比較しても遜色ない
音質 | 4.5 |
最初に言うと、E500はステータスを“音”に全振りしたイヤホンです。
「SONY MDR-EX255」と音の聴こえ方を比較しても全く変わりがなく、ほとんど同じだったのが驚きでした。2,000円のイヤホンとは思えないほど高音質です。
格安イヤホンで聴こえるシャカシャカしたような音もなく、こもったような音もしません。
ちゃんと“音”そのものが聴こえます。
公式によると、エージングは150~200時間が目安で「使い続けるとより繊細さが増した音が聴こえるようになる」とのことですが、音慣らしをしなくても初期状態で十分に良い音が楽しめるのが魅力です。(エージングの際は大音量ではなく普段聴く音量を推奨)
2,000円以下でこのクオリティとなると、finalの上位モデルはどれほど凄いのか期待しちゃいます。
finalのイヤホンはSONYのイヤホンと比較して、Apple製品との相性が少し良い。SONYでは音量1でも爆音でしたが、finalは音量1でそこそこのボリューム。またPlayStationでの聴こえ方もSONYだと少音でもうるさいのに対し、finalは結構静か。(PSはSONY製品なのになぜ?)
- Apple製品の比較はiPad、MacBook Pro
- 私の場合PlayStationの音量はSONYだと2~4、finalだと4~6くらいで丁度良く感じる
ゲームBGMで聴き比べ
ほとんど違いが分からないレベルでした。
差があるとすれば音量の違いくらいで、特に大きな変化は感じなかったです。
FPSゲームでの足音などが1番気になるところでしょうが、恐らく音量を上げれば聴こえると思います。
と言うのも、『Stray』というゲームで猫の足音がハッキリ聴こえたため。また、『Ghost of Tsushima』では雨の音や風の音などの環境音もリアルで臨場感があると感じました。(SONYも聴こえるし、臨場感もある)
普通にゲームで使っても問題なくプレイできたので「E500で十分じゃん!?」と思ってしまったww
- eFootball 2023
- Stray
- Ghost of Tsushima
- スパイダーマン マイルズ・モラレス
- HUMANITY
- ブルーアーカイブ
- 崩壊スターレイル
- 原神
- FPSは普段プレイしないため比較してません
クラシック音楽と歌で聴き比べ
楽曲に関しては、集中して聴けば何となく違いが分かるレベルです。
言語化が凄く難しいのですが、まず「SONY MDR-EX255」でクラシック音楽を聴くと、1つ1つの楽器の音がハッキリしていて、それぞれの音を瞬間的に鼓膜で弾かせているイメージ。
対して「final E500」は、1つ1つの楽器の音が紐で繋がれているイメージで、滑らかな聴き心地です。
歌を聴いたときの違いは、「MDR-EX255」は楽器が強くボーカルが若干弱め、「E500」は楽器が若干弱くボーカルが強めに聴こえてくる印象でした。
またSONYと比べると、E500は楽器の低音が少し弱い気もしました。弱いと言っても気にするほどではなく、めちゃくちゃ集中して聴き比べると何となくってレベルですが…。(エージングが終わったら変わるかも?)
どちらが良いかと言われたら「好みによる」としか言えませんが、どちらも良い音ではあります。
強いて言えば、声も楽器もハッキリ聴きたいならSONY、どちらかと言えば楽器より声を優先して聴きたいならfinalかな…。個人的に楽曲に関してはSONYの音の方が好みかもです。(ほとんど違いはないけど)
それでも、finalのE500が格安イヤホンの性能ではないことは一目瞭然でしょう。(目じゃなくて耳だけど)
2,000円以下が5,000円前後のイヤホンと張り合えるレベルですからね。
- Clear Morning(ブルアカ テーマ曲)
- キラメクMiLieへ(ブルアカ曲)
- 私たちのクエスト(ブルアカの曲)
- かがやきサマーデイズ(ブルアカの曲)
- ブルーアーカイブBGM(オーケストラVer)
- ウマ娘『笑顔の宝物-Beyond The Future!-』(ゲーム最終章のライブ曲)
- ドラゴンクエスト序曲(オーケストラVer)
- 『新世界より』ドヴォルザーク
これは多分、読者に伝わってないよ。
まじか、でもこれ以上の言語化は無理よ。
ASMRで聴き比べ
finalのE500はASMR推奨イヤホンとのことだったので、比較してみました。
こちらはASMR作品によって違いが分かるものもあれば、あんまり変わらないものもある、といった印象です。
音質に関してはSONYもfinalもほとんど同じ。違うとすれば、音の距離感だと思います。
SONYの方は鼓膜の至近距離で囁かれているように感じるのに対し、finalの方は少し遠めで耳の穴付近で囁かれているように聴こえました。(※聴く作品による)
恐らく、音量のポテンシャルに関する違いが影響したのでしょう。
正直、どちらも優れていると言って良いレベルです。ただ、finalの方が少しだけ遠い分、空気感があり、声優の息遣いがリアルな気がしました。
どちらが良いかと言えば、これも好みの問題ですね。
強いて言うなら、声系ASMRが好きならfinal、音系ASMRが好きならSONYかな…。音質は変わらないからどっちで聴いても満足できると思いますが。
2,000円弱のイヤホンでここまで聴けたら十分過ぎますねww
- R18系のASMR音声作品
ちょっと待って!!なんでR18!?
どうせ聴くならプロが作ったやつの方が良いと思って。
いや、YouTubeの健全なASMR動画とかで試聴すれば良いじゃん。
確かに…。思いつかなかったww
※SONY MDR-EX255との比較はここまで
デザイン:シンプルな見た目がデメリットに…
デザイン | 3.5 |
E500の場合、カラーはブラックのみ。シンプルなデザインが特徴的ですが、弱点があります。
それは左右の判別が難しいこと。
コードもイヤーピースも全てブラックなので、慣れるまでは「右と左、どっちがどっちか分からん…」という状況に陥ります。
一応、右耳のイヤーピースの裏がピンク、左耳のイヤーピースの裏がグレーと配色されているので、finalは判別しやすいと言っていますが、全然判別しづらいwww
また、コードの長さが人によってはデメリットになりそうです。
1.2mのコードは結構長くてゲーム中は意外と邪魔。購入時についている“コードをまとめるやつ”を使って任意の長さに調節して下さい。(もしくはコードを調節できるものを別途購入して対応)
コードを短くまとめられるやつ
良かったところは、付属品にサイズが異なるイヤーピースが5個もついてくること。(サイズはSS/S/M/L/LL)
このため、多くの人が耳にフィットさせることができます。また、イヤホン本体が軽いのも良かったです。
コードが太めだからか、コードに手や服が触れた時に伝わる音は意外と静かめ。
- ソニー MDR-EXシリーズとの比較
ちなみにSONY MDR-EX255はコードを短くするホルダーが付属されてます。加えてコードが絡まらないのも魅力。
これfinal E500のレビュー記事だよね?
衛生面:イヤーピースの汚れが目立つ
衛生面 | 3 |
衛生面で気になったのはイヤーピース部分。(耳の穴に入れるシリコンの部分)
カラーがブラックということもあり、汚れが目立ちます。静電気が強いかの分かりませんが、耳掃除をした後に使ってもわずかな汚れが目立つのが非常に気になる…。
また耳に入れなくても、タオルの上に置いたりするだけで細かい毛が付いたりするのも厄介ですね。
使用の有無・時間に関わらず、使う度にイヤホンを掃除するのが結構面倒です。
ちょっとした汚れが気にならない人は問題ないと思いますが、少しの汚れが気になる人や、潔癖症の人はちょっと厳しいかも。
人に貸すなんてもっての外ですねww
とは言え、使用後1~2週間で静電気が消えるようで、その後は汚れは目立たなくなりますよ。
購入時、イヤーピース部分はビニールで覆われており、清潔な状態で梱包されているのが良かったです。他のメーカーは知りませんが、イヤホンでこの気配りは初めて見たので驚きでした。
耐久性:雑に扱うと壊れそう?
耐久性 | 3 |
私はE500をまだ壊していないので詳しくは何とも言えませんが、使用感で言えば「耐久力は低そう」というのが正直なところ。
特に耳のコード部分ですね。(コードブッシュと呼ばれる)
イヤホン本体にコードが剥き出しの状態で繋がっているため、断線しそうな雰囲気がめちゃくちゃありますww
カバーなどで補強されていれば良かったんですが、何もないので雑に扱うと壊れてしまいそうです。
また、コードが柔らかく“ふにゃふにゃ”しているのも壊れそうな雰囲気を醸し出してます…。
購入から3ヶ月経ちますが、断線等もなく壊れていません。壊れそうな雰囲気は相変わらずですが、意外と頑丈なのかも。
価格が安いのは買い直しを想定してるのかな?
音が良いからリピーターも多そうだ。
価格:この音質でこの安さなら買い
価格 | 5 |
販売価格は税込1,950円とかなりお手頃。と言うか格安ですね。
すでに十分安いですが、Amazonの場合、セール中なら通常価格からさらに100~300円ほど安く購入できるのもメリットです。
音質は5,000円前後のイヤホンと変わらず“高性能”なので、試しに買っても損はしないと思います。
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final E500 レビューまとめ
- SONYの格上モデルと比較しても文句なしの高音質
- ゲームでも全然使える
- 滑らかな音質で様々な音楽に合う
- イヤーピースが多く、色んな耳に合わせやすい
- 価格が安い
こんな感じでE500は音以外のデメリットもありますが、音に関しては高品質で素晴らしいと思いました。
最初に言った「音に全振りのステータス」でも納得できるイヤホンで、左右が判別しづらいなどのデザイン性の欠点は許容できます。
何より、こんなに高音質なのに価格が2,000円以下で購入できるのも嬉しいところ。「安いから試しに買ってみるか」と思える値段なのが良いですね。
今ならfinalが話題になる理由、みんなが薦める理由が分かります。今までSONYのイヤホンを使い続けていましたが、これからはfinalも十分に検討する価値がありますね。
同じ音質なのにこっちの方が安いしwww
ちなみにゲーム用ならE500だけでなく、VR3000 for Gamingという上位モデルもあるので、ぜひそちらも検討してみて下さい!
\ 格安でも高音質 /
\ ゲーム用イヤホンの上位モデル /
参考になったかな?
それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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